コミュ障SAKIKOのすすむ道

軽度知的障害・自閉症スペクトラムと言われたSAKIKOが成長する過程を綴ります

通信制高校の3年間

SAKIKOの高校生生活。コロナ禍の3年間でした。

コロナ禍の3年間は、子どもたちにとって、大人以上に意味のある日々が苦労あるものになりました。

成長中の子どもたちの真っただ中の3年は、大人にとってとは違う意味のある濃厚な日々ですよね。心苦しい日々でした。

週に3回の通学の学校でしたが、入学後すぐにオンラインでの授業、その後も、最低限の出席回数でした。

修学旅行もキャンセルになったし、他の行事もことごとくなくなりました。私は、残念だなと思いましたが、SAKIKOは、「あの高校に行ってよかった」と言っていました。

「通学回数が少なくて楽だった」と、また、親が見ていてもおもしろい生徒がいて楽しかったのではないかな。

休まず通っていたので、まずまずの日々だったのでしょう。

出席をしてレポートを書けば単位が取れるので、進級も無事でした。入学の時に、3年で卒業は難しいかもとも言われていたので、覚悟していましたがほっとしました。

相変わらずお友達作りは、難しかったようです。SAKIKOがよく言っていたのが、「おはよう」と自分から言えないということでした。

SAKIKOは、自分のことをコミュ障と言いながら、常にコミュニケーションを取りたいと考えているのです。それは、良いことだなと思います。本人の望みなので、ゆっくりでも楽しくコミュニケーションできるようになればと思います。