コミュ障SAKIKOのすすむ道

軽度知的障害・自閉症スペクトラムと言われたSAKIKOが成長する過程を綴ります

楽しいこともある。

毎日のように「行きたくないな」と言ってみたり

「勉強全然わかんない」

「友達もいないし」

という割には

「特別支援のクラスに行く授業を増やしたら~」

と言っても、

「だって、〇〇高校受けたいんだもん」と

普通クラスで頑張ると言い張る。

口に出すのは、大変だと言う話ばかり。。。

勉強もわからず、友達もおらず

1日学校にいるのはさぞかし辛いだろうと

つい心配してしまう。

そして、毎朝、行くか行かぬか

考えている時間も苦痛ではなかろうか。。。

少なくとも私には、不穏な時間。

クラスはそのままでいいと言うSAKIKOに

聞いてみた。

「もしかして、学校って楽しいこともある?」

と聞いたら、

「うん。。。まあね」と。

そっか。良かった。

見守るのって大変。

心配だけど、心配だけど

見守ります。。。

 

やっぱり小さい子が好き。

最近朝なんとなく元気なく

特に体育のある月曜日と水曜日は

休みがち。

「行きたくないな~」とか小声で言っている。

でも今日は、すっと起きて

スムーズに登校。

「今日はジャージ登校」

「幼児が来るの」

「いつものSAKIKOならいけるかな」

ですって。

保育園児との交流があるらしい。

やっぱり小さい子が好きなんだね。

いいね!!

来年度に向けて

SAKIKOは、「公立学校受験したい」

普通クラスで頑張りたいと話しています。

実際には、厳しそうと心配しています。

今日学校の先生と話しました。

夢も希望も努力も制限させる必要はないから

今は、2本立て(公立学校受験と特別支援学校受験)で

いきましょうと話し合いました。

1年から相談にのっていただいている先生が

いよいよ来年度異動になるらしいです。

寂しいですが、次の先生にしっかり引き継いでくれているようなので

また相談しながらやっていこうと思います。

頑張ろう。。。

普通学級での授業を受けるというSAKIKOの希望

先週の担任の先生との3者面談で

来年も授業は、基本的に普通学級で受けると

いう方針になりました。

SAKIKOが公立学校の受験を希望しているから。

SAKIKOが、普通学級の授業を希望したからです。

でも、その反面、

SAKIKOは、毎朝「だるい~、調子悪い」と

学校を休みたがるようになっています。

ずっと休むとほんとの不登校になりそうで

半分くらいは、行ってみな~と送り出している状態。

普通学級の勉強は難しくて

そこに座っているだけでも辛いはずなので

たまに休むのはいいけど。。。

 

ストレスが強いなら

学校に行かなくてもいいと考えながらも

結局休んでも私は、何もできず、

お弁当おいて家に1人でいさせるだけ。

自分からは、勉強するわけでないし、

現実的には、公立学校に行くのは厳しいんです。

勉強面でもコミュニケーションでも

子どもの限界は、親が決めちゃいけないと思いながら

上手に後押しすることもできず

中途半端な状況。

どうすべきか。。。

 

 

SAKIKOが笑顔でいられる居場所を!

精神科医師との面談で

沸騰している私。

私の捉え方もあるかもだけどと

前置きをおきながらも夫に伝えました。

私以上に怒っていました。

彼があの場にいたら

怒鳴っちゃったかもしれないね。

 

SAKIKOは、いろいろな場面で

自信をなくしてしまうような出来事が

繰り返されているんでしょう。

SAKIKOが笑顔でいられる

居場所を

懸命に探していかなければと

2人で話しました。

 

 

酷い精神科医対性格悪いお母さん

精神科医師との面談後

怒りがおさまらない私。

「先生酷いよね~

SAKIKOのいいとこ、

ちっとも聞いてくれなくて。

いいとこいっぱいあるのにね。

気にしなくていいからね!」

 

児童相談所の担当の方にも

「こういう感じでしたので、

他の方も辛い思いをされていると困るので。。」

と私の気持ちをお伝えして帰りました。

 

そしたら、SAKIKO.

「いいよ。だってSAKIKO

いいとこわかんないから

いいとこ聞かれても何も答えられないもん。

できないことは、いっぱい言える。」

「それにお母さん、あとから影口いって

性格悪いよ!!」

だって。。。

 

あと、こんなことも言っていた。

「SAKIKOって発達障害

発達障害って音に敏感で

不器用なんだって。SAKIKOのことって思ったよ」

 

SAKIKOと発達障害についての話

SAKIKOの良いところ、愛される性格。

人と比べず、SAKIKOらしく過ごせると

いいんだよ。

得意なこと、好きなことを頑張ればいいんだよ

といろんな話をすることができました。

どこまで伝わったかわからないけど

この自信のなさ、何とかせねば。。。。

精神科医師との20分の面談

昨年の知能テストでは

WISC-Ⅳ知能検査 IQ78で、

療育手帳取得に該当せず

このままでは、高等特別支援学校も

普通公立学校も受験できないということになり

無理やり今年度から通常クラスで

頑張っているSAKIKO

もう一度療育手帳取得に

挑戦することになりました。

それまでの間に

療育手帳がなくても

学校側との協議で高等特別支援学校を

受験できる可能性とか

通信制高校のこととか調べて、

療育手帳がないなりに

進学先を考えることもできるかと思いました。

でも中学校の先生の勧めもあり

療育手帳があったほうが何かとスムーズで

また、可能性も拡がると思い

今回もう一度受けました。

 

結果 田中ビネー知能検査Ⅴ 

IQ69で療育手帳取得圏内

となりました。

IQは下がったのですが、

療育手帳は取れるとので、

複雑な思いはありますが、良かったのかな。

SAKIKOは、わざと力を出さなかったからか

まあ、そんな器用なことはできそうもないので

夕方で疲れていたのか。。。

 

それで、今日は、精神科の先生との面談で

児童相談所に行って来ました。

これで診断書を書いてもらって許可が下りるらしい。

 

20分程度の面談でしたが。。。

酷かった。

 

わたしは、面談の質問攻撃で怒りが

爆発しそうでしたよ。

 

できないことを言わせる質問ばかり。

まずSAKIKOがどれだけ同年代の子に

比べて劣っているのかを説明してくださり(そんな説明いらん!!)

 

「バスは1人で乗れる」というと

「知らないとこいくのに、バスは、自分で調べて乗れないでしょ。」

「勉強は難しいでしょ。」

「わからないでしょ」

「何の教科ができない?」

「家庭科は?」

「体育は?」

「美術は?」

ずっとこんな感じ。

SAKIKOは、

「不器用だからできません」

「クラスの子と話せません」

「勉強わかりません」

「学校つまらないです」

「やったことありません」

「あれもこれもできません」

と答え続ける。

 

私やSAKIKOが

「買い物は1人で行っている」といっても

「でも計算はできないでしょ」

「お釣りの計算できないでしょ。」

「お小遣いを計画的に使うことできなしでしょ。」

「中2なら普通は、できますよ」と。

私の方が苦しくなってきました。

できないことを具体的に知りたいらしいです。

それが仕事なのでしょう。

でももうすこし、目の前の子を

傷つけないで確認するお話のしかたは

知らないのでしょうか?

 

最後に

「こちらから聞きたいことはこれだけです。」

「なんだか、SAKIKOさん暗いですが、大丈夫ですか?」

ですって。

「できないことばかり言わされて、そりゃ、暗くなりますよ」

「ありがとうございました」

と言って、終わりました。

 

頭の良い先生には、きっとこんな気持ちわからないのでしょうね。

精神科の先生ならそのあたりのこと

もう少しわかるようにしてくださいませ。

たった20分でも十分傷を負わせることができるんですね。

診断書を書くだけで、今後フォローを

するわけでないのなら、せめて

傷を負わせることなく淡々と終わって欲しかった。

 

SAKIKOは、こういう体験を

私の知らないところでも

さまざまな場所でしているんだと思います。

 

自分の子は、自分でしっかり守らねばと

強く感じた一件でした。