コミュ障SAKIKOのすすむ道

軽度知的障害・自閉症スペクトラムと言われたSAKIKOが成長する過程を綴ります

中学学習発表会で凍りついたこと

 中学校の学習発表会。

特技の披露があったり、吹奏楽部やダンス部の発表があったり

夏休みの課題や、授業で作成した新聞の展示会がありました。

地味だけど、普段の頑張りを発表できる場って感じでした。

展示会も各クラス、それぞれお花をつくったり、イラストがあったり

楽しく教室を飾り付けていました。

でも、私、SAKIKOの協力学級のクラスにまず入って

凍りついてしまいました。

「私は◯◯の課題の提出が出来ませんでした。◯年◯組◯◯◯◯」

「私は◯◯の新聞が完成できませんでした。◯年◯組◯◯◯◯」

ってA3の紙が、張り出されているのです。

これが教育ですか。これが指導方法なのですか。

それぞれの子の気持ちを考えていない。悲しいことです。

不真面目にやらない子もいるでしょう。でもやろうと思っても出来ない子も

いたでしょう。

提出物を出さない子は、成績に影響するとかちゃんと制裁は受けているはず。

それを保護者や他のクラスの生徒に発表する場で

見せしめるのはどういった意味があるのでしょうか。

SAKIKOは、協力学級で少しでも学べるように考えた時期もありましたが

ここにこだわらなくてよかったとつくづく感じた出来事でした。

学校は、やはり通りいっぺんのことができる子が行くところなんですな。